V2X技術の開発の先にあるもの

V2Xは、Vehicle-To-Everythingと呼ばれることもある双方向通信技術。

Connected Carのキー技術になる。

Connected Carとは

クルマに通信機能が装備され、例えば、V2Vであれば、クルマとクルマの通信うことが可能にするもの。その目的は、様々であるが、例えば、衝突防止機能として車両の制御に使うことが考えられている。

V2Iであれば、クルマとインフラ、V2Pであれば、クルマと人(スマホ等)、V2Nであれば、クルマとネットワーク(クラウドなど)の相互通信をする機能のことである。

つまり、V2V、C2I、V2P、V2Nの4つを総称して、V2Xと呼んでいる

Connected Car

繋がるクルマを意味し、通信で繋がった先の情報により、例えば、衝突防止制御をするなど、クルマ社会の安全性を高めるための情報に利用するというもの。

総務省の資料

分かり易く説明されている総務省が公開した資料を見ていただければと思い、紹介する。

出店;総務省の公開資料2017年7月13日の資料「Connected Car社会の実現に向けて(概要)」
出店;総務省の公開資料2017年7月13日の資料「Connected Car社会の実現に向けて(概要)」

V2Xの技術開発の先導企業とは

V2Xの技術開発を大別すると、V2X通信技術とV2X利用技術とに分けられる。

V2X通信技術

ここでは、V2X通信技術に取り組む企業等を特許解析して把握した結果を一部紹介する。

  • エルジーエレクトロニクス
  • クアルコム
  • NTTドコモ

他にも、多くの企業で技術開発が進められていることが分かった。

V2X利用技術

ここでは、省略する。

自動車関連メーカーが開発する技術について、別途、特許解析し記事にして紹介予定。

2021年2月9日 アナリスト 松井