□技術

自動車が衝突しそうな時に、車を停止させようとする機能のことです。

欧州での呼称は、Autonomous Emergency Brakingで「自動緊急ブレーキ」です。

衝突する対象物をセンサーが検知し、速度や距離を考慮して、衝突の恐れがあると判断した際に、自動的にブレーキが作動させるものです。

そのセンサーには、「赤外線レーザー」、「単眼カメラ」、「ステレオカメラ」、「ミリ波レーダー」などの複数の種類があって、1種類だけのものもあれば、複数を併用しているものもあります。

□企業

自動車メーカーのほとんどが「自動ブレーキ」の機能を商用化しています。

普通自動車で商用化したスバルのアイサイトは、CMなどもしていて知られています。

トヨタは、

https://toyota.jp/safety/scene/scenes/?padid=ag461_safety_about_tss_link01

によれば、 「自動(被害軽減)ブレーキ」 を呼称 とし、

センサに「単眼カメラ」+「ミリ波センサー」 を併用しています。

広い視野で人や走行車両をカメラで認識し、一方、カメラが苦手な雨や霧、夜間をカバーすべく、ミリ波レーダーで認識しています。

日産は、

https://www3.nissan.co.jp/vehicles/new/dayz/performance_safety/nim.html

によれば、「インテリジェント エマージェンシーブレーキ」を呼称 とし、

前方のクルマや人を検知して、ぶつかる可能性が高まると表示とブザーでドライバーに回避操作をメーター内の警告表示とブザーでドライバーの回避操作を促し、 万一、安全に減速できなかった場合には、ブレーキが作動するとあります。

ホンダは、

https://www.honda.co.jp/safety/technology/active/cmbs2/

によれば、「 衝突軽減ブレーキ〈CMBS〉(レーダータイプ) 」を呼称 とし、
 ※ CMBS=Collision Mitigation Brake System

センサに「ミリ波レーダー」を使っています。

衝突の危険が高まると音や表示、軽い自動ブレーキで注意を促します。

衝突対象が対向車の場合には、ステアリング振動によっても警告する機能もあります。 

スバルは、

https://www.subaru.jp/levorg/levorg/safety/eyesight.html

によれば、「 アイサイト(ver.3) 」を呼称 とし、

センサに「ステレオカメラ 」 を使っているようです。

ステレオカメラは、視野角と視認距離を拡大して認識性能を向上させているようで、さらに、カラー画像化をしています。それにより、ブレーキランプの赤く光る点灯を認識できるようにし、従来より性能を高めている。カメラの不得意な逆光にも対応する改善がなされ、安定性を高めています。

他のマツダ、アウディ、など、ほとんどの自動車メーカーが自動ブレーキの機能を商用化しています。

ただし、ここまで紹介したように、トヨタ、日産、ホンダ、スバルの4社を比較してもわかるように、センサが各社異なります。また、日々進化をさせているようです。各社の性能はマチマチといえますし、日々性能が変化していっている状況が分かりました。

□特許

では、各社の特許出願の状況を見てみましょう。

特許出願数を出願年で時系列にしたパテントマップを示しました。

最近の特許出願のボリュームは、トヨタが各社の倍くらいあることが分かりました。

スバルは、200 8年に 初代のEyeSightを出して、その前の開発時期に特許出願を多く出願しました。

その近辺は、日産自動車の特許出願も比較して多くありました。

しかし、最近、トヨタの特許出願が特に多くなっていて、日産自動車の出願が自動ブレーキに関し、減らしてきていることが分かります。ホンダは、2014年に増やしてきていて、その後も継続をしていますが、トヨタに追い付いていない状況です。

商用化した機能のセンサは、各社で異なるようなので、技術開発の違いが出ている可能性があり、特許出願の状況も違うように推測しました。(現時点では未確認です)

【予告】

後日、本投稿をアップデートする予定です。

各社の特許出願の内容を分析し、最近の技術開発がどこまで進展しているか、性能を高めるとか、別な機能にシフトしているとか、など、各社がどこに向かって技術開発を進めているのか、将来の機能を予測できるように、各社の特許出願を把握してみようと思っています。

お楽しみに。

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