ブリヂストンの米国グループ会社は4月22日、グアユール由来の天然ゴムを使用したレース用タイヤ「ファイアストン・ファイアホーク」を発表したと報じられた。

同社が米国アリゾナ州に構える研究開発拠点で栽培したグアユールを使用し、レースタイヤを開発したもの。

ブリヂストングループは、2015年に「グアユール」由来の天然ゴムを使用したタイヤの技術の完成を発表し、天然ゴム供給源の多様化に向けた一歩としていた。ここにきて実用化段階に入ったと思われる。

2030年までに持続可能なグアユール由来の天然ゴムを利用したタイヤの商業化などを計画している。

2022年10月25日 アナリスト 松井