MicrosoftがGM+Cruise+ホンダの連携に加わる、AZUREの技術とは

Microsoftが次世代モビリティに参入

2021年1月、GM CruiseのHPで発表した内容は、自動運転車の開発でCruise and General Motors が、Microsoftと業務提携をすると発表。

MicrosoftのAZUREを使って自動運転車のシステム開発をすることになるようです。これでMicrosoftが次世代モビリティの技術開発に参入することにります。

連携の経緯

そもそもCruiseは、2013年に創業し自動運転車を開発していました。

2016年、Cruiseは、General Motors(GM)に買収されて、GM傘下となります。

その後、2018年、GMとホンダが業務提携を結んでいる。

同時期の2018年、ホンダは、Cruiseと関わりを持つ。

今後

2018年にGMがリリースによると、GMとCruiseは、自動運転車技術の商業化に向けて開発を進めることになります。

2021年今回、Microsoftと業務提携をすることになり、Microsoftの Azureを使って自動運転技術の開発を強化していくことになると思われる。

一方で、2021年1月にホンダが発表したのは、Cruise、GMとの新たな協業。日本での自動運転サービス事業に向けての協業をするという。

これで連携は、技術開発や投資の段階から、ビジネスの段階に入ってきたと思われる。

まとめ

Cruiseの自動運転車の技術開発は、GMとホンダの資本や技術が加わって強化されつつ、そこにMicrosoftのAzure技術が加わって、加速されていくことと思います。

GM,ホンダ、Cruiseの3社にMicrosoftが加わった4社の連携は、次世代モビリティを先導することになることが予測され、今後の動きが注目されます。

Mobipa(本サイト)では、引き続き、この動きをウォッチしていきたいと思います。

2021/01/21 アナリスト 松井