強化学習「PBT」技術を使うWaymo社の人工知能
DeepMind社の協力を得て、Waymoは、自動運転の強化学習を、より効率化する。その技術がPBT技術である。
PBT 技術とは、Population-Based Trainingの略で、機械学習の強化学習の訓練手法。
「 Waymo’s self-driving vehicles employ neural networks to perform many driving tasks, from detecting objects and predicting how others will behave, to planning a car’s next moves. 」(出展; DeepMindのホームページ)
Waymo社とDeepMind社は、いずれもgoogleの親会社のAlphabet傘下。
自動運転技術を開発するWaymoと人工知能(AI)を開発するDeepMindが協力し、自動運転のAI技術の開発を加速させようとしている。
PBTによる訓練手法は、複数のニューラルネットワークを競わせ、より効率的に実施するタスクを残していく、自然淘汰させていく手法といえる。
Waymo社 の自動運転ビジネス
特許で見る技術保有
PBT技術について特許出願を調査した。(調査日;2019年12月23日)
【結果】
2件の特許出願が発見された。出願(開発)時期は、2018年~2019年で最近である。
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- DeepMind 社 ;特許出願 2件(※1)
- Waymo社 ;特許出願 0件。
※1の特許出願番号と公開番号等は以下を参照
- US16/417522 US2019/0354867 REINFORCEMENT LEARNING USING A…
- WO2018EP082162W WO2019101836A POPULATION BASED TRAINING OF N…
2019年12月23日更新 アナリスト 松井