Waymoの取組概要
現在は、Alphabetの子会社。2009年当初は、Googleが自動運転車業界立ち上げを仕掛けた。その後、分社化しWaymoとなりAlphabetの子会社となっている。
タクシー配車サービス
waymoは、2020年10月米国アリゾナ州において、「fully driverless service」つまり、無人の自動運転車を使ったタクシー配車サービスを一般向けに開始した、と発表した。Waymo Oneと呼ばれるサービスで、サービスを利用するには、スマホアプリで呼び出すことで無人の自動運転タクシーがユーザーのところに自律走行して配車される。
タクシーの車両は、元FCA(フィアット・クライスラー・オートモービルズ)のミニバン。 サービスは、24時間、365日行っていて、いつでも仕様可能。無人自動配車に適した便利なサービスといえる。
配車サービス
配車サービス「Waymo One」を提供を開始した。UberやLIFTがすでにサービスをしていて、自動運転に特化し、Waymoが参入した形である。
提携活動
Jaguarと提携し、I-PACEをベースに自動運転車を開発した。
それ以外にも、大手自動車メーカーと提携して、業界を牽引する立場をとっている。
ホンダや日産などとの提携の記事がある。
自動運転車の自律走行技術、ADASの技術を保有。公道でのテスト走行を繰り返す。
LiDARの外販も行なっている。
配車サービスの競合
Uberを訴える。その後、和解の記事が出ている。
Waymoは2017年、配車サービス企業UberがWaymoの自動運転車開発に必要な技術に関する企業秘密を盗んだとして、Uberを提訴した。
AI技術の強化
テスト走行そのもの技術がある。世界でNo1の走行距離があり、様々なシーンでの自律走行のノウハウがあると思われる。AI技術は、それを学習していて、頭に良いAI君に育っていると思われる。
□特許
Waymo名の米国出願の件数推移は以下。600件を超える特許出願がある。
自動運転車が話題になる前からの出願があることがわかる。