AI自動車技術ニュース20260831号;Strategy26003.SUBARUの自動ブレーキの次の差別化とは

■今週のテーマ
Strategy26003.SUBARUの自動ブレーキの次の差別化とは  ~ 法規制で動き出す競争を勝ち抜く ~
本コンテンツは、動画でご視聴いただけます。ぜひご覧ください。

概要〉

国土交通省は、運転中の脇見や眠気を検知して警告するDMS(ドライバーモニタリングシステム)の搭載を義務化する方針を示しました。2031年以降の新型車が対象となる見込みです。このニュースを聞いて気になったのは、「DMSが標準装備になった後、自動車メーカーは何で差別化するのか?」という点です。
 
そこで今回は、SUBARUの最新特許を調査しました。
特許から見えてきたのは、単に脇見や眠気を検知するDMSではありません。ドライバーが何を見ているのか。何を認識しているのか。どの程度余裕を持って運転しているのか。そうした人の状態を理解したうえで、必要な情報だけを適切な方法で伝える運転支援です。
たとえば特許群には、ドライバーの認知状態に応じて警告を変える技術や、不要な警告を減らす技術、さらには車内の情報提示そのものが注意散漫を引き起こさないよう配慮する技術が見られます。思い返せば、SUBARUはアイサイトによって自動ブレーキを差別化技術として育ててきました。
 
しかし自動ブレーキが業界標準となり、DMSも標準装備になろうとしている今、次の競争軸は変わりつつあります。
これからは、「クルマが障害物を認識できるか」ではなく、「クルマが人をどこまで理解できるか」が差別化ポイントになるのかもしれません。
今回の動画では、「自動ブレーキで先行したSUBARUは、次に何で差別化しようとしているのか?」を3分で解説します。ぜひ動画でご覧ください。