GMの自動運転技術の強化策、子会社の発明者数を大幅増員

はじめに

サンフランシスコの公道でテスト走行を行うCruiseが、発明者数を急激に増やしていることがMobipaの特許解析から明らかになった。増やした時期や資金調達方法などを推定できる情報を含めて説明する。

そもそもCruiseとは

Cruiseは、General Mortors の子会社で、アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコに本社を置き、テスト走行を繰り返し行っていて、世界でトップクラスの走行距離実績がある。2017年のGMからの投資で、2280億円規模の資金を調達していた。

急拡大させるCruiseとGMの自動運転技術

Cruiseのパテントマップ

Cruiseは、自動運転関連の特許出願を行っている。Cruiseの米国の特許出願情報で、パテントマップを作成してみた。

横軸が出願年で、縦軸が発明者数を示した2021年3月に調査した際のグラフ。

これによれば、発明者数が、2018年に増え始め、2019年に急激に増えていることを示す特許情報であることが明らかになった。

補足)グラフの緑色の58人の発明者について

2021年3月の調査日時点での試算結果。つまり、推測地である。
出願から1.5年で公開する特許制度に基づいて試算したもので、2019年1月~8月の出願日のものが公開済みで、9月~12月の出願日のものが公開前として、試算をした。

資金調達後に増員

資金調達のプロットしたCruiseのパテントマップは、資金調達が発明者を増やすだけの技術開発者を増やしたこと示唆するグラフとなった。

GMからの資金は、100人に近い技術開発者を増やすことに使われたのかもしれない。

GM子会社の発明者数の大幅増員」まとめ

Cruiseは、GMから調達した資金を活かして、発明者を急激に増やし技術開発を強化した。」と推測するMobipaの特許解析の結果であった。

ミニレポ動画

GM子会社の発明者数の大幅増員
2分で分かる
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2021年2月 アナリスト松井