「自立走行する自動車」分析レポート

無人による自動走行車が走る時代が近い!「まだまだ先のこと?」ではないのです。

事故が減る。渋滞が激減する。いやいや、自分で運転しない。マイカーを持たない。スマホで呼べばすぐ迎えに来る。
自動運転車だけが公道を走るという時代もありえる。無謀な運転者がいなくなって、事故で死ぬ人がいなくなる。

この市場立ち上げのメインプレーヤーは、Google、それにトヨタ、日産、GM、などの自動車メーカーやUBERなどの配車サービス企業、それに法整備や道路環境を整備する国。

米国が先行するが、日本でも、実験走行まで来ている。すぐ買う時代がくる。
昨年2015年くらいから記事などを賑わせ表面化した新しい市場であり、日々進展していっているので、要注目。

 

無人による自動走行車が走る時代が近づいています。

事故が減る。渋滞が激減する。いやいや、自分で運転しない。マイカーを持たない。スマホで呼べばすぐ迎えに来る。

 

自動運転車専用道路もできる。無謀な運転者がいなくより、事故が起きないという世界。

 

この市場立ち上げの仕掛け人は、Google。
米国で走行実験を進めていて、公道での走行距離を延ばし、人工知能の学習を進めます。

公道実験の実績から、商用化の実力を見せつけているいるようです。
その結果、国がそれをバックアップする形をとっていて、法整備を進めています。
さらに、自動車メーカーと協業するところまで来ています。

Fiat Chryslerとすでに提携をし、他の米国の自動車メーカーにも協業を呼び掛けています。

その大きな流れを受けて、トヨタ、日産、GM、などの自動車メーカーのトップ企業が追従します。
追従というよりは、主導権を握ろうと技術開発を進めます。

トヨタは、人工知能の研究を子会社を作り、かつ、大学と協業し進めます。

一方、日産は、自動運転機能を搭載した新型セレナを他社に先駆けて発売しました。
ブランド戦略ともいえますが、テストマーケッティングともいえます。

GMも勿論取り組んでいます。

実用を阻む壁があります。道路交通法です。国によるそうですが、基本「無人では公道を走れない」という法律があるそうです。
法整備が整うまでの間の製品は、自動運転支援と称し、無人ではなく有人を基本とした、「自動運転モード」に切り替え可能なものになります。

 

自動運転技術のレベルには、0、1、2、3、4が定義されている。

レベル4が完全自動運転で、無人が可能というもの。
レベル3は、緊急時のみ人、換言すれば、緊急時以外は自動運転というもの。

 

BMWは、レベル3の技術を保有しているという記事があります。すべての公道を走れるだけのレベル3なのかは疑問がありますが、実用かがちかいことはわかります。

日産は、新型「セレナ」を日本ですでに発売。
道路整備が行き届いている、高速道路のみに限定した自動運転機能を使うように設定されています。

ただし、このレベルの技術は、トヨタもすでにあると思われます。
オートクルーズ機能や自動駐車機能などは、CMになっているように、実用化されています。

技術レベルは、まだまだ、これで終わりません。レベル4の完全自動運転が来ます。
商用化時期を2025年としていますが、より前倒しするとの記事があるくらい、
10年以内に商用化され公道でみることができる見込みです。

自動車メーカーの経営者の方は、必死で実用化技術を確保しているところでしょう。
自動車メーカーに関わる下請け等の企業は、このような未来に対し準備してください。

部品が変わる。カーナビなどが変わる。クルマがITと繋がる。クラウドと繋がる。道路にセンサが整備される。
スマホの機能に自動車コントロールなるものができる。渋滞情報がクルマからの情報で精度が上がる。タイムリーになる。

ビッグデータになって、新たなビジネスが生まれる。

それほど先のことではないです。ものすごく早いスピードで動いています。
生き残るには、この動きを見ながら、あなたの仕事を考えないと、危険です。

この後も、継続的にウォッチしますので、皆さん、このサイトに来てください。