大手精密機械メーカーにて常に世界最新、世界最小、世界最高の性能の製品を追い求めて開発に取り組んでまいりました。その結果、先端技術商品を開発して新規事業を立ち上げ、事業部長に就任しました。
もともと開発者であるため、知的財産には縁が有り、知的財産を経営に活かす手法を模索していたところ、知的財産アナリストという資格があることを知り、資格取得いたしました。現在では、知的財産だけでなく、知的資産活用まで範囲を広げた方法で、経営をサポートする手段を身につけました。
一方、中年と言われる頃、自分のセカンドライフを考えた時に、漠然とした不安を感じました。この不安を解消するためには、具体的な数値で将来の展望を確認することの重要性を体感し、その解決手段としてファイナンシャルプランナーの資格取得をいたしました。勤務を続けながら帰宅後の時間を使っての勉強は辛くも有り、また、楽しいものでした。その結果到達できた数値化された将来像には、幾つかのリスクは見られましたが、概ね平穏に過ごせそうだとの感触を得て安心いたしました。
更に、年齢からか、身近に相続が幾つか発生し、その対応を見たり、聞いたり、行ったりするうちに、今度は、法律の知識を習得することの重要性を感じて、相続や遺言作成、家族法といった、身近な法律の資格である行政書士資格に興味を持ち、これまた、帰宅後の時間を見つけて、資格を取得いたしました。
私が自身のために必要に感じて身につけた知識や経験ではありますが、同じような不安や戸惑いを感じるみなさまのお役に立ちたいとの思いから、事務所を開設いたしました。