ISAのガイドラインの策定と義務化へ

ISAとは、Intelligent Speed Assistanceの略語で、 「自動速度制御装置」のことである。

衝突被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)オート・クルーズ・コントロール(ACC) がそのISAの1つである。

国土交通省が2019/12/17の報道発表によると、ISAの国内基準を策定し、認定制度を導入し、その後、基準を満たすISA搭載のクルマの販売を義務化する方向としている。

詳しい内容は、国土交通省のHP掲載の以下を見てください。

 交通安全緊急対策に係る車両安全対策の措置方針について~高齢運転者による交通事故の削減に向けて~

2019年12月19日更新 アナリスト 松井

「ITS」とは

Intelligent Transport Systems の略語。「高度道路交通システム」と和文表記される。

国土交通省では次のように定義している。

Intelligent Transport Systems(高度道路交通システム)
「道路交通の安全性、輸送効率、快適性の向上等を目的に、最先端の情報通信技術等を用いて、人と道路と車両とを一体のシステムとして構築する新しい道路交通システムの総称。 」出典:国土交通省ホームページ

この用語は、「高度」という修飾語を含むので、具体的な技術を限定した言葉ではないので、現時点で想定されている具体的な情報通信技術で定義しなおすと、次のようになる。

人と 車両 の通信技術、道路と 車両 の 通信技術 、 車両 と 車両 の 通信技術 、センター・クラウドと 車両 ・人・道路との 通信技術を使い、人と道路と車両とを一体のシステムとして扱って、事故、渋滞、環境対策といった課題を解決するシステムと換言することができる。

関連情報

用語「ITS」が 使われる特許情報の動向

パテントマップで分かるのは、住友電気工業(株)、トヨタ自動車、などが古くから「ITS」使っていることと、最近、キヤノンが2016年くらいから使い始めた傾向がみてとれる。

  • 補足1)本グラフの見方;横軸;開発時期、縦軸;技術開発アクティビティ(出願数)
  • 補足2)2018年の出願数は、未公開分の出願で今後増える見込み。
  • 補足3)2019年の出願数は、未公開分の出願があるので、グラフに含めまていない。
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  • ※ 条件
  •  1)調査日;2019/10/18
  •  2)対象国;日本特許の出願が対象。
  •  3)開発年=出願年とした。ただし、優先権出願は優先日でカウントした。
  •  4)検索方法;公報全文のキーワードに 
       ”Intelligent Transport Systems” or “高度道路交通システム”を含む公報
  •  5)出願日の限定;2010/01/01~