報道されない技術を特許情報で見るコーナー

技術開発の内容は、基本、プレスリリースされない。仮に、プレスリリースされたとしても、具体的な技術手段を記載しないのが普通である。

他社の技術開発を具体的に把握することは難しいとされてきた。

“pat見”コーナーでは、商品化前の技術・開発を特許出願情報を読み解いてレポートする。

公開された特許出願情報の多くは、技術開発に伴うアイデアを特許権化しようとして特許出願するのが基本にある。つまり、特許出願は、どのような技術を開発しているかを推測できる情報である。

独自手法で 将来を予測する

公開された特許出願情報を使っても、過去の情報なので、なぜ将来を予測できるというのか?疑問に思う方もいると思う。特許出願が公開されるまで、通常、1.5年後に公開されるので、1.5年前のことが分かるだけ。

その先は、勿論、推測の域を超えないが、だから、予測するとしている。

予測は、技術開発のあるパターンを使う。技術開発には、一定の時間がかかるし、一人で開発することも少ない。そこには、一定のパターンがあり、特許出願から先の商品化までの予測は、できないということはない。

この予測を含めて、「技術開発の動き」の「動き」とは、過去+将来の両方の 技術開発 の動きのことを示して説明をしている。

過去分の推測は、同じ時期に出される特許出願情報にあらわれることは明らかなので、説明を省略します。

一方、将来分の予測は、アナリスリサーチ独自の手法で行っていますので、概略のみ説明しておきます。

予測するのに考慮する情報は、特許出願の明細書記載内容、複数の特許出願の流れ、課題解決のレベル、出願する企業の特性、などが挙げられます。それに加えて、開発期間の実績値を使います。出願後から商品化までの期間を推定します。

例えば、自動車分野の技術開発期間は、開発(出願)着手から5年~10年程度かかって商品化されることは普通です。技術開発の1件目の特許出願日から5年、10年先の商品化時期が予測できることは、イメージできたと思います。単純な例で説明しましたが、色々なケースがあります。

それゆえに、パテントマップは、時系列マップを必ず作成し、開発の継続性などを確認するなど、動きを把握するようにしています。

分析コメントの信憑性を高める努力

分析コメント・掲載内容は、 アナリスリサーチのアナリストの推測であります。ただし、掲載内容の信憑性を極力高めるべく、努力しています。

例えば、アナリストが推測するに至った情報源(調査で得た)を掲載するようにします。
(ただし、時折、 掲載スペースを考慮し、 掲載を省略することがあります。)

免責

このコーナーでの記載内容、分析コメントは、 アナリスリサーチの独自手法で行う推測であり、保証をするようなものではないことは、ご了承ください。