「CASE」とは

「CASE」は、「Connected(コネクテッド)」「Autonomous(自動運転)」「Shared & Services(シェアリング)」「Electric(電動化)」のこと。

ここでは、CASEに取り組む企業等が発信する情報を調べた上で、得られた情報をベースに私たちの未来の暮らしにもたらすものがどのようなものかを推測しました。

推測された未来

クルマが変わり、運転が変わり、人の移動が分かり、宅配や物流など、運送ビジネスが変わるというのが調査で分かりました。このように変わった先には、快適で、安全で、安心して暮らせるようになるというもので、2050年頃をゴールに、段階的にそこに向かうと、日本国政府を始め自動車メーカーなどのCASEを主導する企業等が進めていることが分かりました。

【参考資料】

Connected(コネクテッド)の実現でくる未来像

車がネットワークにつながることにより
- 渋滞レスカーナビ
- 盗難車の自動追越サービス
- 保険料を実際の走行距離情報で決める自動車保険
- 前走者の急ブレーキに確実に対応できる追従走行(ACC)
- スマホで呼ぶと来るクルマ(駐車場、自宅への送迎など)

Autonomous(自動運転) の実現でくる 未来像

クルマが自動運転に変われば、
- 運転に不安なお年寄りの事故が減少
- マイカー購入相当の料金で送迎サービスの利用が可能に
- 移動中の運転疲労が削減し、色々と楽しむことが出来る
- 駐車場で自動的に駐車が可能に
- レンタカーなどの返却も無人で

Electric(電動化)の実現で来る未来像


- 環境汚染の地球的課題の解決につながる。温暖化などで台風発生被害などが減る
- 空気がきれいな都会生活ができるようになる
- ガソリン代などの運送コストが減り、タクシーなどの送迎サービスのコストが下がる

トヨタがイメージする未来、『Woven City』


ECOを強く意識し、木々による緑が多い街づくり。店らしい店がなく、道路も少ない。クルマが欲しいものを持ってきてくれる街。こんな街をイメージしているのかと思うような動画でした。

分析者が感じたことは、この動画がトヨタが目指すモビリティーというか、街づくりと思った時に、コンビニエンスストアの店舗の在り方や宅急便の在り方なども、様々な事業者に影響することだといえる。東富士の街づくりは1つの実験に過ぎないが、この実験の先に完成する街は、住み良い理想の街が完成すると、各所各所の街づくりは、 それを真似て、 トヨタが考えた様々な技術・機能が広がることになる。そこまでいくと、トヨタが世の中を変えることになるのだと思う。

これがCASEの未来を現在創造する一番の近道だと思うと、多くの企業がこの街づくりの行方にウォッチングし続けることが必要ではないかと思った。